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2012年07月18日

土曜日から、

アリビラが始まる。


ホテル日航アリビラ、ウェルカムミュージックの案内
土曜日から、
7月21,23,25,27,31日
8月2,4,6,8,10,20,22,24,26,28,30日
全2ステージ
17時半~18時
18時半~19時

舞台こんなかんじです。
土曜日から、
響きが心地よかったです。
マイク無しでもいいなと思いましたが
ロビーの両端まで音を届けたいという要望でマイク設置します。


牧野先生のギターサークルの演奏会案内です。
第8回虹の音の会ギターフェスタ
土曜日から、
8月5日(日)
パレット市民劇場
開場13時半
開演14時
入場無料


今読んでいる本:
アベ・プレヴォ―、青柳瑞穂「マノン・レスコー」、
土曜日から、





アンドレーアース・カペルラーヌス、 瀬谷 幸男
「宮廷風恋愛について‐ヨーロッパ中世の恋愛術指南の書 」
土曜日から、







本の感想
プレヴォ―の「マノン・レスコー」は同名の娼婦に骨抜きにされるダメ男の話、
だけどオペラだと人間やっぱ愛だよな、と思うわせるから
さすがプッチーニ!となる。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=ChGieQ28wjw

「宮廷風恋愛について‐ヨーロッパ中世の恋愛術指南の書 」は
アンドレーアース・カペルラーヌスなる司祭によって1190年頃書かれた本。
「指南の書」とあるからあらゆるシチュエーションに対応できる
一種の恋愛マニュアル本のようになっている。

  平民(男)と平民(女)の場合
       まず、いつものように何気なく挨拶を交わしなさい。
       だが、愛する男は皆、肝に銘ずべきことは、....
       ただちに愛の口説き文句を口にしてはならないことだ。

で天気の話をしたり飼い犬の話をしたり云々した後で
本題はこのように突然きりだすらしい。
この突然というのがポイントでこれで女性の意表をつくらしいのだ。
       
  平民(男)
       (突然)貴女は美しさにおいても、またその聡明さにおいても、
       いささかの欠点すら見受けられません。
       ああ!貴女が愛の神に仕えてその王冠を授かる男がいたら
       なんという果報者であろうか!
       もし僕にそんな身に余る栄誉を受ける資格があるとしたら、
       この世のいかなる愛人たりとも我が身に優る幸せ者はいないだろうに!

冗談なのかマジなのか困惑するけれど
「指南書」はこんなかんじで大貴族(男)と平民(女)の場合などと
どんどん例題がつづってある。
訳者あとがきをよんでいると「宮廷風」な恋愛観というのは以前から比べると
ものすごい一大変革だったらしい。
古代ギリシア・ローマにおいて恋愛は気狂いのすることで、
人間を(マノン・レスコーのダメ男のように)堕落させる災厄として、
また西方のゲルマン人は女性を戦利品としてしか認識しなかった。
そんなところに現れたのがトゥルバトール(流しのギター弾きのようなもの)の
歌う女性賛歌で、こりゃかっこいいと流行りまくったらしい。
たかが恋愛されど恋愛。


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Posted by さのしゅうさく at 12:40│Comments(1)gig
この記事へのコメント
おめでとう  活動再開ですね
やぎひげを そろえる貴方を想像しながら
この記事を読みました
どんな形であれ  続けた人こそが
何かを手にする事でしょうね
小さな 細い道でも どこかには続いている
そう 信じて頑張って下さい

       アルテ   美也子
Posted by sindi:美也子 at 2012年07月26日 16:24
 
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