2011年02月11日
Rain Man
沖縄帰ってきたらさっそく雨。
風も強いし・・・。
本(というか小説になるのかな)と音楽との関わりについて
多少書いたのでそのつづき
というかまた違うことに変わってくかもしれないけれど書いてみようと思う。
「文体」は作者が読者や作中の登場人物との「距離」を表しているとして
「文体」=「作曲家」、「距離」=「演奏」との関係はどんなものなのだろうかと考えていくと
逗子市民さんがコメントしてくれたように
そもそもなぜ小説と音楽を関連付けてんのかということにもなるわけだけど
保坂和志さんとかは小説語るときにメシアンの話とかしているので
とりあえずアリということにしても
この疑問がわく答えにはあまりなってないけれど
芸術という領域で考えてみると業界用語(?)が異なるだけで
芸術が言わんとしていることは同一だと感じる。
終わりのないものは無い。
音楽であれ小説であれ必ず終わるということは決定しているけれど
音楽家、小説家が終わりを想定して演奏なり物語を始めるのは
結末を目指してその道をなぞっているわけで
起承転結のようにドタバタ色々あるけれど最後にはカタルシスが待っているという
社会通念的思考から全然脱却していない感じがする。
芸術や哲学が既存の結末を示してみても何の価値もない気がしていて
もっと何か新しい思考様式を提起するのが
芸術の言わんとしないとダメなことだと思う。
終わりでさえ現在進行形でいられる小説とか演奏とかそういうものになってくると思うけれど
なんだそれという疑問がまた増えただけ。
(写真:エレキギター用の小さなアンプが欲しいけどこの値段って相場なんだろうか)
Posted by さのしゅうさく at 12:26│Comments(1)
│yak
この記事へのコメント
エレキも弾くの?
Posted by またよし at 2011年02月15日 20:58