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2008年07月19日

rhythm

rhythm

ここ1ヶ月のあいだに2人の外国のかたの演奏を聴く機会がありました。
レオナルド・ブラーヴォさん(アルゼンチンのかた)
アンナ・コッホさん(ドイツのかた)
の2人です。
演奏を聴いてやっぱりリズムが違うなぁと思った。
そしてやっぱりいいなぁと思う。
西洋至上主義じゃないけれど(イギリスに長いこといたからイギリス好きだし海外好きだし)少しはそういう傾向もある。
ワタシが西洋っていうときは体験からどうしても厳密にはアングロサクソン系のことになってしまうわけですが…
日本の人は曲が始まるとプログラムされたみたいに弾ききる技術はマジすごいです。
中学生とかでもむこうの音大レベルの技術の人もたくさんいる。
ただぼくの志向するところは演奏を聴いて次なにやんの?次どうやっちゃうの?みたいなドキドキワクワクを感じたい。とても。
西洋の人(アングロサクソン系の人?)はそれがうまい。
そしてそれはリズムの感じ方の違いからきてるんだと思う。
昔イタリアで福田進一さんにお会いしたときに
リズム感の違いは「農耕民族と狩猟民族の違い」ってことをおっしゃっていました。
まず音に対する意識の違いがあるでしょうね。
畑耕すのと獲物狩るときじゃ音に対する敏感さはまったく別だろうし。
リズムはなんだ?鍬をおろすのと馬に乗るのの違いか?
なんだか奥が深い…
民族音楽学だ…


今日は市主催の
「中国四川大地震&岩手・宮城内陸復興支援チャリティーマラソンコンサート」
に出演します。
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/2556/2562/2563/2602/34738/35742.html
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/DAT/LIB/WEB/1/PRGRAM.pdf

(写真:斜陽)



Posted by さのしゅうさく at 12:16│Comments(5)
この記事へのコメント
福田進一さんのリズムは日本人離れしていてすばらしいですね。
リズムがしっかりしていると安心して曲に乗れます。
・・・と言っても私はいつも先生にダメ出されていますが(笑)。

お手数おかけしました。
私のブログに載せさせていただきました。
不都合な点ありましたらお知らせいただければ幸いです。
ありがとうございました。
Posted by 中里一雄 at 2008年07月19日 14:19
今日、たまたま話題にしていたのだけれど、それって舞踊にもあるって。日本舞踊は腰を落とす(田植えとおなじ)姿勢だけれど、バレエは高く軽く跳ぶ(腰が上がる)のは、狩猟と関係あるのでは・・・という話。
Posted by fumin at 2008年07月19日 23:49
中里一雄さん
リズム大変ですよね
ぼくは小1のときの通信簿の音楽に
「もっとリズム感をやしないましょう」
って書かれてました 笑
楽譜無事届いてよかったです

fuminさん
オモシロい。
いろんなとこで違いが出てるんすね。
Posted by さのしゅうさく at 2008年07月20日 12:31
佐野君、お久しぶりです。今年2月渡久地君とのコンサートでは大変お世話になりました。貴兄の活躍ぶりはブログにて拝見しております。
沖縄の夏は体験したことが無いので判りませんが、このところ関東地方も毎日猛暑ならぬ激暑が続き、いささかバテ気味です。これからが夏本番を迎えることとなります。体調にはくれぐれもお気をつけて素晴らしい演奏活動を続けてください。
Posted by KOGAの白髪朗人より at 2008年07月24日 09:08
KOGAのTさん
2月は大変お世話になりました。
ホームコンサートや着物コンサートの写真を見て懐かしんでおります。
ありがとうございました。
こちらも連日の暑さつづきで、まわりにも夏バテが何名かいます。
(ワタシは体が頑丈だけなのがトリエなのでなんともないですが…笑)
Tさんも体には気をつけてください。
ご家族のみなさまにもよろしくお伝えください。
Posted by さのしゅうさく at 2008年07月27日 23:04
 
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