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2007年12月08日

「百年の孤独」

「百年の孤独」
ときどきものすごーく長ーい小説が読みたくなる

1日が終わってころころとベッドに入って
1時間くらい読む
至福の時間すね

ドストエフスキーとか
トルストイとか
トールキンとか
(個人的な好みだが なんでみんな「ト」始まりなんだろう?)

とにかく長ーけりゃなんでもよろしい


ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読んだ
久しぶりにおもしろい長ーい小説でした

小説の長い短いってのは
ようするに情報量が多いか少ないか
と思う

長ーいものは正確で緻密な情報で
他人の頭のなかに完全な世界を作らせてしまう
からおもしろい
(短いのはまた違ったおもしろさせ方があるようで)

その中にするするって入ってって
アンナ・カレーニナなんかと同じ蒸気機関車の熱気感じたり
マコンベのひどく乾いた街並みを眺めたり
できるって
すばらしいことと思う

1人の作家の頭のなかに
それだけの世界がまとまっていて
それを小説という様式で他者に表現できるって
ものすごーくうらやましい


今は藤村の「破戒」読んでます
早くカミングアウトしちゃえ がんばれ丑松!

(写真:夏 座間味でのもの 懐かしい)



Posted by さのしゅうさく at 12:15│Comments(8)
この記事へのコメント
佐野さんは、いろんなジャンル読んでいて感心で~す!
「破戒」は、中学時代、夏休みの課題で、
感想文書きましたよ。
すごく感動してたくさん書いた憶えがーー。
大人になって読むとまた違うんだろうな・・・
ちなみに、今年読んで一番良かったのは
小川洋子さんの「博氏の愛した数式」で、
せつなくて温かくて・幸せな気持ちになりました♪
Posted by グリーングリン at 2007年12月10日 23:32
周作さん、
小説は、読者が独り占めにできる楽しみがあります。
作者がどのような思い入れを持って書こうとも、個々の読者が、それぞれの
経験、知識、環境、願望から想像し、作者の及びつかない読み方をし、楽しむことができます。
もし、一人が結婚相手を間違えれば、二人の人間が不幸になります。
そうならないためには、「人生のおいて一緒に生きる人を探すのでなく、
一緒居ないと生きることができない人を探しなさい。」
されど、人生は良くも悪しくも半々です。

達者でお過ごしください。
Posted by 貴方の父 at 2007年12月14日 18:19
SHU~、元気で しゅ~ か?(え、面白くない!? そうかなぁ~)
百年の孤独は、僕も読んだよ。出だしから引き込まれてゆく感じで、最後まで面白かったと、覚えてるな~。
ちなみに、宮崎県に百年の孤独という焼酎があります。
焼酎を樽で寝かせてあるんだな~。おいしい焼酎でした。
もう無いはず!残念でした!!!!!
じゃあバイバイまたね
Posted by ブーちゃん at 2007年12月18日 12:32
グリーングリンさんへ
昨日トルナトーレ観てきました
チケットさんきゅです
感想はまた

ワタシの父へ
達者でお過ごしくだされ

ブーちゃんさんへ
出た!
焼酎「百年の孤独」!
誰か言うかなと思ってたんすよ
ブーチャンさんだったかぁ
やるなおぬし 笑
Posted by さのしゅうさく at 2007年12月19日 11:15
しゅう君
明けましておめでとうございま しゅう!(新年早々おやじギャグ)
カッコイイしゅう君の写真つき年賀状、ありがとうございました。
やっぱ、俺に似ている!
今年も益々飛躍されることをお祈りしております。
じゃあバイバイまたね
Posted by ブ−ちゃんブ−ちゃん at 2008年01月01日 10:53
ブーちゃんさん
ちわ
singイケメン総長ブーちゃんさんに
負けないように頑張ります!
今年もよろしくお願いします!
Posted by さのしゅうさくさのしゅうさく at 2008年01月04日 14:40
実はこれ英語で挑戦して挫折した…(>_<)日本語で再チャレンジしてみようかな〜。
Posted by いっちゃん at 2008年01月07日 22:31
いっちゃんさん
イギリスんときにオレもしたです…
もう人の名前が長すぎて似すぎてて
でキミ誰だっけ?みたいな 笑
あと大変だったのがカフカの「城」だったかな
あれも訳分からんかった…
Posted by さのしゅうさく at 2008年01月08日 10:16
 
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