うーむ

さのしゅうさく

2014年12月01日 15:03

「第1回沖縄ギターフェス2014」を終えてから1ヵ月も更新してなかった。
バーンアウトにしても長すぎるかしらん笑

いや、まあいろいろと考えさせるコンサートでござった。
PRのやり方、選曲、舞台転換、MC、収支決算、などなど。
疲れたし。

で久しぶりに高橋源一郎さんを読んでいる。
「ニッポンの小説」(2012、ちくま文庫)の131ページから
長ーいけど引用。

「これまでの現代詩はに包まれていた。戦争があり、闘争があった。政治の季節には政治があった。意見の合わない旧世代があった。まわりにはいつも壁があった。ことばを出していれば、それが詩でないものでも、あまりしっかりとは書かないものでも、時代のあとおしで詩になった。詩を支えるものが自動的にはたらいたのである。詩をとりまく愛情は分厚いものだった。そのために詩とは何であるか。それを考えなくてもすんだのである。いまは時代も、たたかう相手も鮮明ではない。読者もいない。何もなくなったのだ。こんなとき、詩は何をするものなのだろうか。そもそも詩は、何をするものなのだろうか。詩の根本が問われているのだ。だとしたら、ここからほんとうの詩の歴史が始まるのかもしれない。」


「詩」という単語を「ギター」とか「音楽」に置き換えて読んでみる。


話かわって。
土曜日にこの時期恒例のギターワークショップを開いた~。
個人レッスンの人を対象にしたもので、
今年はギターの歴史をバッハからヨークまで写真付き演奏付きで解説した~。
子どもたちがバッハの顔写真分からないのでておったまげた。
モーツァルトとかベートーベンとか言いやがる笑
みんなーこの人だよバッハ笑


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